僕が人生で後悔してることのひとつに、
「なぜ高校生のころにレッドウイングに出会わなかったんだろう」
というものがあったりします。
足の大きさが確立された若いころから、レッドウイングをずっと履き込んで生きてきたかったなあ、と悔いてるんですよね。
僕は大人になってからレッドウイングが大好きになり、これまで3足ほど購入して履いてきました。
レッドウイングの何が素晴らしいか。
1.とにかくカッコイイ
レッドウイングはまず、とにかくカッコイイということが挙げられます。
僕はバイクにまったく興味がないクチなんですが、でもバイクの見た目ってメチャクチャカッコイイと思うんですよ。興味がなくともそれはわかる。デザインやフォルム等、もう単純に見た目がカッコイイ。
レッドウイングに言いたいことも、まずそうなんです。短靴からエンジニアブーツまで種類は様々あるんですが、本当にどれもこれもカッコイイ。履いててもカッコイイし、脱いで単品で見てみてもカッコイイ。
レッドウイングを手に入れると、眺めながらお酒飲めるようになります(本当に)
あとレッドウイングは履けば履くほどカッコよさが増していきます。
先述、「高校のころに出会いたかった」と悔いてるのはそういうことです。
靴に限りませんが、よく使いこまれた物ならではの円熟味ってありますよね。まさにそれです。
レッドウイングは履けば履くほど、履き込むほどに、傷や皺が刻まれ、革が自分の足に馴染んでいき、その履いているオーナーに見合った表情へと経年変化していきます。
買ったばかりのピカピカの時からカッコよくて、履いて履いてボロボロになっていくとまたカッコよくなる。ズルいですね。(笑)
◆ド定番
2.グッドイヤーウエルテッド製法 ~丈夫~
あとレッドウイングを語る上で外せないのが丈夫ということ。とにかく丈夫です。
質実剛健とはまさにこのこと、大抵の足場ならコイツで問題なく歩いて行けますし、屈強な本革は、どれだけハードに履いていてもへこたれることはありません。
また、靴というのはざっくり、アッパーと呼ばれる上物部分と、ソールと呼ばれる靴底部分とに大別されるんですが、この上下をどういう製法でくっつけるか、「セメント」「マッケイ」「グッドイヤーウェルテッド」等があるんですが、レッドウイングは中でもいちばん丁寧で質実剛健を実現する「グッドイヤーウェルテッド製法」で作られてますので、ソールが擦り減っていっても、メンテナンスや交換などが可能です。(あまりに裂傷が酷ければ別ですが)
こういった点もレッドウイングの魅力ですね。
靴に限らずなんにでも言えることですが、よく、高いからという理由で敬遠して「似てる安い物」を買う人っていると思うんですが、気付いていないのか何なのか、それって逆に高くついちゃうんですよね。安物は何年も長持ちすることはないので、何度も何度も買い替えるハメになり、結局高くつくわけです。
なぜ(結果的に)高いお金をかけて、カッコワルイものを履くのか。安物買いの銭失いとはまさにこのことです。
(えらそうに言って、僕自身それに気づいて10年弱くらいなんですが……)
コストとして捉えたとき、イニシャル費とランニング費に大別できるわけですが、僕は靴という、人間の体重を支え、あらゆる地面との接触・摩擦を受ける代物を、安価で”ちゃち”な物にするべきではないと思います。
◆レッドウイングといえばこの色
3.オシャレを意識し始め、外出が楽しくなる
あと、いい靴を履くと、それに見合うようにオシャレをしたくなってきます。
オシャレと言っても決して気取ったようなそれに限らず、ジャンルや系統は何だっていいんですが、とにかく、洋服にもいろいろと気を配るようになってきます。
別に全身、全部が全部、高価な良い物で揃えなくたってかまわないわけですよ。そもそもセンスだって人それぞれですし、オシャレに「なるかどうか」はわかりません。
ですが、オシャレに「気を配る」ようになると、やがて最低限の身だしなみが身に付いていきますし、すると自分に自信が出てきます。
そうなると好循環ですよね。
レッドウイングは(もちろん物にもよりますが)ゴリゴリのアメカジはもちろん、カジュアルからキレイめまで、かなり幅広い系統のファッションにすんなりとマッチしてくれます。不思議なんだよなあコレ。
で、いい靴を履くと、外に出るのが楽しくなるんですよね。
歩いてるときの視線って、正面だったり、空だったり、あちこち目移りしたりと様々なわけですが、ふと足元に目を落としたとき、そこに今までのヘナチョコ靴じゃなくレッドウイングがあったとしたら……もう一気にテンションが上がります。
ちょっとクサイですが、レッドウイングは何と言うか、いつも一緒にいる相棒、という感覚にさせてくれるんです。
で、どんどん、どんどん、いくらでも歩いて行きたくなってくるんです。
「今日は何も予定ないな……家にいるか」
いやいやいや、外に出たくなりますよ。レッドウイングなら、舗装された街中でも、草原でも、砂地でも、砂利道でも、どこだってOKです。
◆大人気モデル
4.ファンと分かりあえる
レッドウイングは本っ当にファンが多いです。芸能人にも熱烈なファンが多数いるのも頷けます。街に出たとき「オッ」と見たり、逆に見られたり。そんなことがしょっちゅうです。
さすがにそこで微笑みあって友情が芽生え~なんてのは気持ち悪いのでないですが(笑)、レッドウイングオーナーは、互いに心の中で頷きあっています。
またたまにですが、同じものを持ってる人は興奮して「それいいっすよね!自分も持ってるんですよ」みたいに話しかけてきてくれたりします。
「相棒」が認められると、なんだか自分自身が認められた気持ちになって嬉しいものです。(でも僕は話しかけられるのが苦手なので「ええ、まあ、ヘヘッ」なんて呟いて去りますが(笑))
ちなみに僕はこれまでレッドウイングを3足履いてきました。
僕が履いた物、上記でご紹介した物以外にもたくさんのラインナップがあります。どれもこれも本当にかっこよく、きっとあなたのお気に入りも見つかると思いますのでいくつかご紹介しますね。
ものによって幾つかのカラーバリエーションもありますので、きっと好みのモノが見つかると思います。
◆クラシックワーク 6インチ ラウンドトゥ
◆アイアンレンジ
◆ペコス
◆エンジニア
◆ミルワン・コングレス・ブーツ
本当どれもこれもカッコイイですよね。
僕は次は定番のアイリッシュセッターか……根強い人気のベックマンも捨てがたいし……オンオフ両方イケそうなオックスフォードも気になります。
悩みますね。^^;
あなたはどのレッドウイングが好きですか?
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